現在の状況

今年の4月で派遣翻訳5年目になります。講座受講時の生活と同様、フル勤務しながら業務で必要な各技術分野の勉強を続けています。

昨年は近視と老眼が急速に進み眼鏡の遠近レンズを5年ぶりに買い換えました。体力の衰えもはっきりと自覚するようになりました。最近花粉の症状(目/喉のかゆみと痛み)が治まってきたので休日の散歩を再開しようと思います。

職場の状況は、昨年から技術系人材派遣会社の派遣社員の採用が増え始めました。現在も特定のスキルと経験を持つ技術者/研究者を募集中です。技術系の派遣社員は皆さん大卒か院卒です。私は事業所で唯一事務系派遣会社からきている人間なので経費削減の際は契約終了になる可能性が高いですが、今のところ契約更新いただけているのでありがたいと思います。

翻訳ツールに関しては、全社規模で既に導入されている国内製のクラウド型AI翻訳サービスを今月から利用させていただくことになりました。専門用語(今回はUSPTOの用語、材料系、機械系など)への対応は不十分でDeepLより出力精度が劣る印象だったので、TMやMulti Termなど用語登録ができる既存のトラドスをメインにして、AI翻訳は補助的に使用しました。今回は和訳だったので、原文と等価の訳文をイメージしながら英文をプリエディットしてAI翻訳後ポストエディットするという流れで作業をしました。

休日は、昨年使用したA5サイズの業務ノート数冊をA4ノートにまとめ直し、定期的に業務が発生する分野(電気/通信など)の理解を定着させたいと思います。現状維持が精一杯で今後の仕事の方向性は未定ですが、レバレッジ特許翻訳講座を受講したことで分野を問わず技術を理解できるようになり以前よりも仕事が楽しめるようになりました。QOLは、年収を除き確実に向上したことを実感しています。

shirosamu について

短大(英文科)、美容専門学校卒の50代女性。宿泊施設フロント→美容師→販売員→技術系の社内翻訳に従事。
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